プロフィール

プロフィール

はじめまして。いのうえ ともこです。

私は2001年からパン教室をしています。

過去には栄養士として勤務、
他にもカフェや喫茶店などの
キッチン業務の仕事をしてきています。

2015年からは教室の他に
パンとお菓子の販売もするなど、
食に関わる仕事は30年近くやっています。

小学5年生で母が他界したこともあり
子供でも家事を当たり前のようにしていました。

なので料理などの家事歴はとても長いです。

中学生の頃には
「今晩のご飯は何しよう?」
「買い物して帰らないと」
なんてことを授業中に考えていて

お母さんに甘えている友達を見ていると
いいなぁ〜、羨ましいなと思っていました。

二つ上の姉がいたので助け合うことが
できたのはまだ良かったです。

今はあまりしませんけど
料理だけでなく、洋裁や木工など
ものを作ることが好きでした。

反面、バイクが好きでアウトドア派
かなり遠くまでバイクでいろんなところへ
行ったのも楽しい思い出です。


性格はどちらかというとサバサバとした性格?

そんな私ですが、
高校を卒業後の進路をどうするか?
を決めるとき

勉強はできないことはなかったけど
好きではなかったので就職を希望

でも、ここで父親が大反対!
「これからは女子でも短大は出るべきだ!」
と説得されたんです。

高卒で大手の会社の営業職勤めだった父親は
仕事社会の中での大学卒と高卒の違いを
ひしひしと感じていたようでした。

娘が社会に出たときに
同じような思いをしてほしくなかったのでしょう。

進学するなら資格取得できる学校へ

そこで私は進学するなら
何か資格を取ることができる学校へ行こう!


そう考え、食に興味があったのもあり
食物栄養科の短大に進学しました。

短大卒業後は施設栄養士として就職し、
第一子が生まれてから産休→育休→復帰
第一子が2歳近くまでは仕事を続けていました。

ですが、宿直勤務や休日出勤、残業もあり
家事育児との両立が難しくなり育児休暇から
復帰後1年半ほどして退職します。

パンを作り始めたのは退職後

退職してから家にいる時間が長くなり
パンを自己流で作り始めました。

当時は今のようにネットで情報を
得るということもなかったので
本を見ながら焼いたパンはそれはそれは
硬くて美味しくなかった。

何度か挑戦してみても焼きたてなら
まあ美味しく感じる程度。
どれだけやってもふっくら柔らかいパンにはならない、

何がいけないのかな??


どうしても原因がわかりませんでした。

『これは自分で解決するのは難しい』

と判断してパン教室を探して通うようになったのです。

教室に通うようになってからパンが劇的に変化

パン教室に通い生地作りからきちんと習うようになったら
自分で作るパンが劇的に変化し、
ふっくらとして
とても美味しくなりました。

家族もとても喜んでくれていたので作りがいがあり、
小さな子供の世話をしながらも時間を見つけては
いっぱい焼いてどんどん上達していきました。

当時は自分がパン教室をすることになるとは
少しも思っていなくて。。

ただ美味しいパンが作れるようになりたい!
という思いでした。

こうしてパン作りを楽しむ日々が続いていたのですが
第2子の娘が1歳のとき大きな病気になり、
長い期間の治療が必要になってしまったのです。

自宅から1時間近くかかる大学病院に
長期入院して泊まり込んだり、


少し落ち着いて退院してからも平日は
朝から毎日往復2時間かけて半年以上も
毎日毎日リハビリに通っていました。

同時に第一子の息子も手術が必要になったこともあり、
とにかく病院ばかりの生活。

通院や入院の時は泊まり込みで付き添いもあり
家事育児に加えて看病も続いて心身ともに本当に
辛くて過酷な生活でした。

その頃の唯一の楽しみはなんとか時間を見つけてパンを作ること。
よく子供が寝てからの夜中にも焼いていました。

クロワッサンが大好きで
難しかったですが頻繁に作っていて
おかげでバターシートやチョコシートなどの
折り込みパンは得意分野になりました。

こうしてできる限りの時間を使って作ったパンは
家族はもちろん、親戚や友人にプレゼントしたら

「売ってほしいくらい!本当に美味しい」

と評判がよくて、私はとても

喜びと達成感を感じていました。

自宅でパン教室をすると決めたきっかけ

栄養士の仕事を辞めてからは家事、育児、通院、
そしてパン作りの日々を過ごしていたのですが、


私はいずれ子供の病気の治療が落ち着いて幼稚園に入園できたら
昼間は何か仕事をしたいと考えていたのです。

でも、いつまた病院に行くことになるかわからないような
不安定な生活でしたので、拘束時間が長く、
融通が効かないパートなどの外勤めはとても無理だと思ったし


子供に私が家にいるという安心感も与えてあげたかった。

そこで私が考えたのがパン作りの楽しさを伝えることができる仕事
『自宅でパン教室をする』ということでした。

そう決めてからは楽しいだけのパン作りだけではなく、


知識も学び、通っていた大手パンスクールの講師試験を受けて
資格をとるための勉強をスタート!

忙しい生活の中でもとにかくできる限り多くのパンを焼いて
パンの知識と技術力を上げていき2001年に
小さな自宅パン教室を開講したのが私の講師としての始まりでした。

どんなことがあってもパン教室を続けてきた理由

それからは教室をしながら第3子を出産し、
家事、子育て、娘の通院とトータル3年にも及ぶ入院生活、


そして家計のためにパートにも出るようになって
目まぐるしく忙しい日々が何年も続きました。

でも、どれだけ忙しい生活であってもパン教室だけは続けたかった。


なぜかといえば

『パンが美味しく作れるように上達していく達成感
『家族に喜んでもらえる嬉しさ
『レッスンでみんなと一緒にパンを作る楽しさ

そして生徒さんも私と同じように忙しい中でも
『パン作りが生活の中でのリフレッシュの時間となっている』

ということを知っていたからです。

過去の私がそうでしたから。。。

教室に通ってくれる生徒さんのためにも
教室はやめたくはなかったし

自分にとってもレッスンをすることで
張りのある生活ができたんだと思います。

大手パン教室の認定教室からオリジナルレシピでのレッスンへ

こうしてどんな状況でも辞めずに
休むことなく続けてきたパン教室は


2015年には認定教室として

大手スクール指定のレシピを教えるのではなく、


私の長年の経験から、
もっと家庭で作りやすく安心安全な材料で作る
オリジナルレシピでのレッスンをするようになりました。

ところが、全てを自分のレシピと
カリキュラムでレッスンをするようになると


これまでのように商用レシピをそのまま教えていたのとは
全然違いました。

オリジナルレシピ作りの壁に直面

オリジナルレシピ開発のために材料を少し変えてみたら
パン生地がべちゃべちゃ、または固い、膨らまない

など思いもよらない失敗をしました。

これまでの認定教室では完成されたレシピを
指定の材料でレシピ通りに作るだけだったので
失敗がおこることはほとんどなかったんです。

でも、自分でレシピを作ろうとして
こうして失敗を繰り返したことで

粉や砂糖などの材料を少し変えただけでも
パンの仕上がりが全然違ってくることがわかり

材料についてもっと詳しく学ぶことが
大切だと痛感

それからは材料学製パン理論を学び

「あの時の失敗はこのことが原因だったのか」

と気づくようになったのです。

ひとりで教室運営を継続する難しさ

レシピを自分で起こせるようになったのですが
教室運営を継続する難しさを感じるようになります。

生徒さんに来てもらわないと教室とはいえませんから
チラシ作りやホームページ作成などの宣伝活動が
必要だということがわかってくるようになります。

パソコン作業が苦手な私は本当に苦労しました。


チラシを作るために最初はパソコン教室に通い
Wordを習い始めたんですね。

「コピペってなんですか?」
「写真の挿入?リンクをはるって何?」

2015年の私はこんな感じ。

パンやお菓子、料理教室には必須の
写真スキルも全くなし!

当時の不細工な写真です↓

ほとんど文章とイラストだけのチラシだったのですが


それでも当時は新聞に折り込んでもらうと

毎回数名の方がきてくださり、
リピートして通ってくれる方も多かったので
とてもうれしかったです。

しかしながら折り込みチラシ代は高いので
何度もできるわけではないし

どんどんネット社会になってきて、
これからはパソコンスキルは上げていかないと
ダメだということに気づきます。

わからないことはわかる人に頼る

これまで何でも自分で決めてきていたせいか
私は人に頼ることが苦手でした。

でも、パソコンでホームページを作ったりするには
「わかる人に頼るしかない!」
そう思えるようになりました。

教室を続けていくためにはパソコンは絶対に必要なので
苦手なんて言っていられません。

こうして頼ることを覚えた私は
プロに教えてもらいながらホームページや
様々なサイトへの教室登録、ネット予約受付
ブログ投稿などができるようになりました。

そして少しづつ新規の生徒さんも増えてきたのですが
実は大きな悩みが・・・

単発レッスンだけでは集客が安定しない

この頃は好きな時に参加できるレッスンがいいだろうと
良かれと思い月変わりのメニューの
1DAYレッスンのみを開催していました。



毎月のように通ってくれる方もいましたが
単発レッスンは参加が自由なので
まばらに受講するだけの方も多かったのです。

そうなると毎月の収入は安定しません。


3人の子供の学費もかかってくる頃でしたので
パートを辞めることはできませんでした。

教室とパートの二足のわらじで忙しく
毎月の新メニュー作りに必死

せっかくできたレシピでレッスン開催するも
受講してくれる人数が思ったより少なくて
ガックリすることも多くありました。

この先、二足のわらじ状態を
ずっと続けていくのかと思うと気が重い・・・

子供の入院、通院、独居の実父も病気になり
そのお世話も加わって、

今日はいつ座ったっけ?
いつご飯食べたっけ?

と休む時間などない目まぐるしく忙しい生活

なので、せめて仕事は教室だけにしたかったのです。

でも、収入が不安定でパートは辞められるわけもなく
悶々とした日々を過ごしていました。

単発レッスンのデメリット

収入面以外にも単発レッスンでは困ったことが出てきます。

うずまき食パン
2023-8うずまきパン

単発ではパン作りの楽しさは教えられても
生地作りなどの基礎をしっかりと教えてあげられない・・・

レッスンのときだけでなく
家でも美味しいパンが作れるようになりたい
と思っている生徒さんにとっては

継続してレッスンを受けてもらわないと
なかなかパン作りは上達はしません。

そこで生地作りなどの基礎から学べるように
『コースレッスンを作りたい』
と考えました。

この頃は今後も教室を安定して継続させていくのには
どうしたらいいのか?を考えていたので

教室運営についての動画教材を見つけて
学んでいました。

いずれはパートもやめて教室の仕事だけで
必要な収入を得たい

趣味とは違う、仕事としての教室を
運営していきたいとの考えからでしたが

その教材でコースレッスンを持つ必要性を知り
コースレッスンは必須と確信します。

お家でも再現できるコースレッスンを構築

教室を継続するために2017年になって

Basicコース→ステップUPコース→アドバンスコースの
全17回のコースを作りました。

一回に2種類のパンと一回一回に生地作りや
成型などの学びがたくさんあり、

材料はできるだけ国産で
スーパーやネット通販で買える材料で
全てのレシピを作成

順に習っていくととどんどんパン作りのスキルUP
知識が増えていくように考えに考え抜いてできた内容のコースです。

このコースに生徒さんがきてくれなかったら
もうこのままずっとパートとの二足のわらじのまま
やっていくしかないだろうと覚悟をしていました。

そういえばいろいろあったけど、
教室を辞めるという選択肢は教室スタートから22年間
考えたたこともないです(笑)

コースレッスンにはのべ100人以上が受講

ホームページにコースレッスンの詳細を載せると
ありがたいことにお申し込みをいただけるようになりました。

パン作りの何を学べるのかがわかりやすく
長年講師としてパンを教えている先生から習いたい


個人教室ながら多くの方に受講していただいてきました。

受講した方からの声↓

「こんなに美味しいパンが家庭で作れるなんて思ってもいなかった、
先生の教室にきて本当によかった」
「理論を交えながら丁寧にしっかりと教えてくれるのでわかりやすい。
自分でもおいしいパンが焼けるようになって達成感がある。
家族が喜んでくれるのがとてもうれしいです。」
「いつも明るい先生で、知識も豊富で勉強になってとても楽しい」
「先生自身が大変なことがあっても前向きに頑張っている姿をみて
私も頑張ろうと思える」
「人生経験も豊富な先生なので、パン作り以外にもプラスαが得られる教室」
 
そう言って長く通ってくださるリピーターさんが
多いのも特徴です。

少しづつ軌道に乗ってきた教室は
2019年に自宅をリフォームすることになり
教室専用部屋を作ることができました。

ホームページも新しく作り
さあ、これからもっと生徒さんのためになる教室を
していこうと意気込んでいた頃

あのコロナウィルスが世界中で蔓延して
これまでにない状況に陥ります。

コロナ禍で教室業は激変

コロナ禍で対面教室は2ヶ月休業
頑張っていこうと思っていた矢先だったので
愕然としました。

そのあたりからオンラインレッスンをする教室が
増えてき他のですが私はぱそこんオンチ

でも、これからはオンラインレッスンも必須だろうと
オンライン構築講座を受講しました。

zoomのやカメラの使い方などの
オンラインレッスンに必要なことを学びました。

あの頃はzoomに入室するだけでドキドキ
自分が主催者側になるとさらにドキドキでしたね。

この講座を受講したことをきっかけに
教室業をきちんと仕事にしていくために必要な

ホームページ、ブログ、写真、入出金管理講座の構築、
マーケティング、SNSのことなどを学び
アラフィフの脳はフル回転

そしてこれまで孤独奮闘してきた私も
同じ教室業をしている仲間もできました。

こうしてパン作りだけでなく
長く教室を運営していくために必要な
技術や知識を得てきたことで

当教室はおかげさまで今年で23年目になりました。

家庭でパン作りを楽しむ生徒さんもどんどん増えています。

「作る喜び」から、これからは「教える、提供する喜び」を伝えていきたい


これまではパンを作る楽しさや達成感
喜びをお伝えしてきた教室ですが

教えた生徒さんが成長していくうれしさ
販売やお店で提供したお客さまに喜んでもらえる感動


私と同じようにもっと多くの方に味わってほしい
そう思うようになりました。

子供が小さくても、病気の家族がいながらも
年齢が上がってきても自分で調整しながら
続けることができる自宅教室という働き方

これからはパン作りについて
・もっと深く学びたい
・パン教室や販売をしたい、
・カフェなどのメニューに手作りパンを出したい
など

パンを仕事としていきたいと考えている方に、
これまでに3500人以上にお教えし、
長年継続して教室運営をしてきた経験

販売やカフェ勤務の経験から得たことも
全てお伝えしていきたいと思っています。

根本にあるのは
いつも生徒さんのためになることを提供すること

なので苦手なことでも必要があると思えば
実践しています。

上の写真はバターロールパンの
適切な発酵の見極めについて説明しているところですが

細かなところまで解説することで理解が深まり、
家でご自分で作っても失敗が少なくなり
早く上達することができます。

このように生徒さんの質問に答えられる先生になれるように
理論講義もしています。

私自身、理論もわからず生徒さんのお悩みに答えられなかったり
レシピの材料を変えたら失敗したけど理由がわからないなど
先生としてこれでいいのだろうか?悩んでだことがあったからです。

パン作りの理論と技術とともに、長く教室を続けるために
私が経験し、学んで試行錯誤し実践してよかったこと、
教室運営や販売できるようになる方法をお伝えさせていただきます。

私のように長年かけて苦労しながら経験していくよりも
遠回りしないでもっと早く必要な技術や知識
運営力を高めていってほしいと思います。

生徒さんの悩みを解決できる頼りがいのある先生になりたい!
パンで幸せになれる人をいっぱいにしたい!

その想いを叶える技術と理論、開業運営について
全力で応援サポートするスクールを作りました。

私と一緒にパン作りで幸せなれる人を増やしていただけたら。。

そんな嬉しいことはありません。

私の想いが伝わりますように。。

パンが好きだけど健康が気になるという方には
食の知識も学べる健康パン(雑穀パン・低糖質パン)をお伝えしています。

パンを末長く愛するみなさまにお会いできることを楽しみにしております。

長くなりましたが、ここまで読んでいただきまして本当にありがとうございます。

LINE登録で無料プレゼント

LINEのご登録で
⚫︎20年以上続く教室運営のマニュアル
⚫︎簡単でおしゃれ!
 パンとお菓子のおすすめレシピ4種
⚫︎パン作りの知っておきたいポイント満載
 5つのポイントPDF

をプレゼントしています。

いますぐ登録してくださいね。
 ↓↓↓

パン講師歴21年
元大手パン教室準師範
栄養士
食品衛生責任者
雑穀マイスター
菓子製造業営業許可取得

タイトルとURLをコピーしました