イースト発酵のドーナツは
フワフワでとっても美味しいですよね。
ベーキングパウダーで作るドーナツは
ケーキタイプでしっかり目の食感。
これまたおいしいのですが、
私はどちらかというとイーストドーナツの方が
軽くてふわふわで好きです♡
トッピングはパウダーシュガーやシナモンシュガー
チョコレート、ココナッツなどでいろいろな味が楽しめる♪
シナモンシュガーは私の大好物。
皆さんはどんなドーナツが好きですか?
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こんにちは。
パン教室MocoMoco Kitchen 井上智子です。
愛知県で2001年から、パン作りのなぜ?どうして?
を理論でわかりやすく学び、お店レベルのパンが
作れるようになるパン教室をしています。
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さて、私の教室ではイースト発酵のドーナツを作るのですが
小麦粉を水で練った生地にはある二つの材料を入れないと
油の中で爆発する可能性があるとお伝えしています。
今日はそのことについてのお話です。
![](https://mocomoco-kitchen.com/wp-content/uploads/2022/08/ふんわりドーナツ-845x1024.jpg)
ドーナツを作るときに注意すること
教室のドーナツのレシピはイースト発酵です。
パン教室ですからね^ ^
発酵させないと・・・
イースト発酵のドーナッツの場合
ベーキングパウダーは入れなくても
ふんわりとしたドーナツはできます。
でも、よりふっくらとさせるために
教室のドーナツにはベーキングパウダーを
入れています。
もちろん砂糖も入っています。
発酵時間がかかるので作るのに
少し時間がかかりますが、
その分軽くてわふわ♡
反対に発酵はせずに
ベーキングパウダーで作るドーナツは
発酵時間がいりません。
ですので手軽に短時間で作ることができます。
![](https://mocomocopan.net/wp-content/uploads/2023/09/スクリーンショット-2023-09-10-0.09.24.png)
食感はミ○ドの
オールドファッションみたいですが
これもまた美味しいですよね。
ここで、ドーナツを作るときには
絶対に守らなくてはいけないことがあります。
ドーナツを作るときに絶対に守らなくてはいけないこと
ドーナツのように小麦粉を水で練って作る揚げ菓子は
必ずこの二つを入れなくてはいけません。
・ベーキングパウダー
・砂糖
![](https://mocomoco-kitchen.com/wp-content/uploads/2022/08/ベーキングパウダー-1024x518.png)
ベーキングパウダーと砂糖を入れないとどうなる?
ベーキングパウダーを入れないで
小麦粉と水、砂糖だけで練った生地でドーナツを作ると
揚げるときに爆発して油が飛び散る大惨事!
になるかもしれないのです。
小麦粉を水で練るとグルテン膜ができ、
柔らかい粘土のような生地ができます。
そのような生地が油で加熱されると
水蒸気や炭酸ガスが発生し膨張します。
高温の油に入れたドーナツは
表面が先に固まって膜になっているので
その水蒸気やガスの逃げ道が
なくなってしまいます。
![](https://mocomoco-kitchen.com/wp-content/uploads/2022/08/ドーナツ揚げてる.png)
加熱されどんどん膨張していくと
水蒸気やガスが溜まってきて
耐えきれなくなると表面の膜が破裂して
熱々の揚げ油が飛び散る、
風船ガムを膨らましていて
破裂するのと同じようなことが
油の中で起きるということですね。
熱い油が飛び散るなんて・・
恐ろしいですね。
大やけどや火事の原因になるかもしれません。
実際にこのような事故は起きているそうですよ。
爆発を防ぐにためにも
ベーキングパウダーは必ず入れます。
ベーキングパウダーを入れる理由
ベーキングパウダーは水と反応して発泡、
発泡して生地に穴があくことで
加熱による水蒸気やガスの逃げ道ができて
爆発は起こらなくなるとのことです。
イースト発酵で作るドーナツは
発酵段階で生地の中に気泡ができているので
ベーキングパウダーを入れなくても
油の中で爆発することないようです。
![](https://mocomoco-kitchen.com/wp-content/uploads/2022/08/意地の気泡.png)
イースト発酵のドーナツのレシピには
ベーキングパウダーが入っていないものも多いですね。
(私はイーストとベーキングパウダーの役割の
いいとこ取りをしたいので入れていますけど・・・)
あと、砂糖も大事な役割を持っているとのことなので
必ず入れてくださいね。
小麦粉の袋には注意喚起が記載されている
小麦粉の袋には注意喚起として下記ように
記載してありますので、確認してみてください。
⚠️ご注意
●油で揚げるお菓子などを作る場合以下のことを必ず守ってください。
生地が破裂して油が飛び散り、やけどをする危険があります。
●ドーナツ、アメリカンドッグなど水で練った生地の場合は、
小麦粉100gに対し、ベーキングパウダー3g以上と砂糖10g以上の
両方を必ず入れてください。
ここで書かれているドーナツは
イースト発酵させて作るものではないですが、
ドーナツだけでなく、
小麦粉と水で練って作るお菓子を作る際には
絶対にこの二つベーキングパウダーと
砂糖を入れてください。
100gに対する量も守りましょう。
甘さ控えめのドーナツにしようと
砂糖を減らすのは危険です。
砂糖、ベーキングパウダーを入れる・入れないで実験した結果
![](https://mocomocopan.net/wp-content/uploads/2023/09/スクリーンショット-2023-09-10-1.26.17.png)
実際に起きた揚げ菓子の破裂事例から
砂糖、ベーキングパウダーを入れる・入れないで
実験したデータがこちらで見ることができました。
↓↓↓
揚げ菓子の破裂 – 東京都
油が飛び散るかもしれない怖しい実験をしてくれています。
興味のある方はご覧ください。
ドーナツ作り、この二つを入れないと爆発するかも? まとめ
小麦粉と水で練った生地を油で揚げるときには
砂糖とベーキングパウダーを入れないと
爆発する危険があります。
ドーナツやアメリカンドック、
かりんとうなどの揚げて作るお菓子は
『甘さ控えめで砂糖を減らそう』
『ベーキングパウダーはないから入れないで作ってみよう』
など安易にレシピを変えるのは危険ですので
気をつけてください。
ちなみに、ネット上に出ているレシピにも
危険かも?というものがあるみたいなので
注意してくださいね。
イースト発酵のドーナツの場合は
爆発の危険はないとのことです。
この内容が参考になるとうれしいです。
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