近年は健康を考えたパン作りをされることが増えてきました。
グルテンフリーがいいと米粉パンも増えましたね。
他にもアレルギー対応で卵や牛乳などを原材料から除いたり
ノンオイルだったり。。。
教室を20年以上になりますが、時代によって求められるパンも
変わってきているなと感じています。
私の教室では主に小麦のパンを理論と技術で学んでいただく
レッスンをしています。
ですが、おいしいパンが作れるようになり
日常にパンを食べる量も増えると心配なのが健康のこと。
糖質摂取量の多い生活をしていると病気になる心配が出てきます。
そこで行なっているのが低糖質パン講座です。
低糖質パンってどんなの？おいしくないんじゃないの？
と思われている方に今回はレッスンでお伝えしている
低糖質パンについてご紹介します。
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愛知県のパン教室MocoMoco Kitchen 井上智子です。
パン理論で学びお店レベルのパンが作れる力・教える力がつくコースレッスンと
これからも健康でいられる低糖質と雑穀パンの教室をしています。
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こちらから↓
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低糖質パンがいい理由
パンは糖質の多い食べもの
人のエネルギー源は糖質と脂質、タンパク質です。
糖質を必要以上に摂取すると、
エネルギーとして使われなかった余分な糖質は
脂肪に変わってしまいます。
脂肪が増えると太りやすくなったり、
様々な生活習慣病の心配が出てきてしまいますね。
生活習慣病だけではなく、糖の代謝が及ぼす影響は
肌、骨、筋肉、肝臓などとても多いのです。
パンもご飯も糖質が多い食べ物なので
好きだからと必要以上に食べていると糖質の過剰摂取や
栄養バランスも悪くなります。
そこで低糖質の食生活に変えることで
病気になるのを未然に防いだりダイエット効果があるのです。
では、パンの場合、低糖質パンの材料は何で作られいるのでしょうか？
低糖質のパンにするための材料
低糖質パンを作るための材料は主に
●小麦のふすま粉、
●大豆粉
●低糖質パン用のミックス粉
などがあります。
あとは甘味料などに工夫がされています。
小麦のふすま粉で作られたパン
小麦は胚乳・表皮・胚芽でできています。
ふすまというのは小麦の表皮部分。
白い小麦粉は胚芽や表皮を取り除いた胚乳の部分です。
このふすまの部分だけだと糖質は胚乳の半分以下、
食物繊維やビタミンも豊富で健康的です。
ただし、100％ふすま粉のパンの場合は少しクセがあり
私的にはちょっと食べにくい印象でした。
ふすまのタンパク質量は少なくなるのでパンにするには
膨らみは悪くなり、色は茶色、香りも独特です。
小麦の一部をふすまに置き換えると食べやすくなりますので
糖質量をそれほど厳しく制限しないのであれば
15〜30％くらいを小麦と置き換えるといいかもしれませんね。
（ふすま粉は水分をよく吸います。水分量の調整が必要。）
ちなみに健康的そうに見えるふすまパンは
グルテンフリーではありませんのでご注意ください。
大豆粉で作られたパン
大豆粉で作られたパンも低糖質パンになります。
大豆の栄養イソフラボンがたっぷり摂れて
それでいて低糖質ならいいですね。
大豆粉はグルテンが含まれていないのでパンにするためには
グルテン粉を入れていることほとんどです。
大豆粉のパンもグルテンフリーではないと思いますので
原材料名の小麦グルテン、小麦タンパクなどの表示に
ご注意くださいね。
低糖質パン用ミックス粉で作られたパン
低糖質パン用ミックス粉はいくつかのメーカーが
あると思います。
メーカーによって使われている材料や配合も様々です。
いろいろと試されてみるのとお好みの味に出会えるかも？
次は講座で使用しているミックス粉についてです。
講座で作る低糖質パンの材料
講座で作っている低糖質パンは
低糖質パン用ミックス粉を使用しています。
それまでに大豆粉などいくつか試してみましたが
味と作る時の手軽さを考えた時におすすめしやすいのは
低糖質パン用ミックス粉を使った作り方だと思ったからです。
大豆粉で作ってみたときは、味とふんわり感を出すのが難しく
グルテン粉が別に必要でした。
実際に作る生徒さんにとっては普段使わないグルテン粉など
あれこれ用意するのも大変かな？
と思っていたところ
低糖質パン用のミックス粉で作ったパンがふんわりしていて
美味しく食べられたのでこれに決めようと思ったんです。
小麦のふすまではなくオーツ麦のふすまを使ったミックス粉ですが
思ったよりも柔らかくて美味しい低糖質パンだったんですね。
今日のレッスンでは低糖質ピザと
アップルシナモンロールを作りましたよ。
受講生さんたちには普段の小麦のパンと上手に組み合わせながら
糖質オフのパン生活を楽しんでいらっしゃいます。
糖質の代謝について学んでみる
講座では低糖質パンの作り方だけではなく
低糖質スープとお菓子のレシピもお付けしています。
パンやご飯などの主食の糖質を控えるだけでも
健康に良い効果はありますが、
おかずやお菓子にも気を使うと糖質摂取による体への負担が
より少なくなりますね。
低糖質パン講座では糖質の代謝について、
糖質が体に及ぼす影響についてなどをプチセミナーでお伝えしています。
糖質摂取量を控えるメリット 低糖質パン講座 まとめ
糖質を必要以上に摂取すると、
エネルギーとして使われなかった余分な糖質は
脂肪に変わってしまいます。
脂肪が増えると太りやすくなったり、
様々な生活習慣病の心配が出てくるだけでなく
糖の代謝が及ぼす影響は
肌、骨、筋肉、肝臓など多岐にわたるというお話をしました。
パンが好きな方にとっては糖質の多いパンは
つい食べ過ぎてしまいがちです。
病気を未然に防ぐためにも、健康なうちに
低糖質パンを食生活に取り入れることをお勧めしています。
低糖質パン作りに興味のある方はこちらの詳細をご覧ください。↓
対面・オンライン低糖質パン講座
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